夫が借金癖があり、自分たちの貯金まで手を出してパチンコなどに浪費。もはや一緒にいることはできないということで、離婚を決意して相談にこられました。しかし夫はモラハラ気質であり、自分から強く要求することはできないというのが悩みでした。
相談者様はできればお金が欲しいが、ないなら離婚さえしてくれればいいとのことでした。しかし、今まで浪費された額を考えると、居宅くらいはもらったほうが良いし、分割でも返金してもらうべきではないかと助言しました。自分ではいえないとのことだったので、弁護士とともに家に訪問し、話し合いをすることになりました。
相談者様はできればお金が欲しいが、ないなら離婚さえしてくれればいいとのことでした。しかし、今まで浪費された額を考えると、居宅くらいはもらったほうが良いし、分割でも返金してもらうべきではないかと助言しました。自分ではいえないとのことだったので、弁護士とともに家に訪問し、話し合いをすることになりました。
まずは証拠を確保したのち、入念な打ち合わせを経て、夫には秘密で引っ越しを済ませました。その後、間髪入れず、準備していたDVによる接近禁止命令を申し立てました。すぐに命令が下り、住民票を変更したのち、秘匿の手続きを行いました。
身体の無事を確保したのち、婚姻費用分担請求及び離婚等請求をおこない、調停を開始しました。接近禁止命令を第1回期日前に裁判所に提出していたため、調停委員らの雰囲気は最初からこちらの味方のように感じました。
調停は夫が独善的であったため難航しましたが、接近禁止命令があったこと、婚姻費用を即時に成立させたことで長期戦をうまく戦えました。
結果として自宅を売却した金額約500万円を獲得しました。
依頼者は30代女性、3歳の子どもが1人いた状態でした。
依頼者の夫が不貞行為を同じ社内の従業員と行っており、また携帯電話のブラウザの履歴から風俗店へ行っていることが発覚。
離婚を考えるが、そもそもまず何をすればよいか、どのように進めていくかを弁護士と綿密に打ち合わせました。
まずは証拠の確保、そして録音の確保、さらに探偵を入れて証拠関係を固めました。
そして話し合いの後、お子さんを連れて実家に一度帰られました。
その時点で、弁護士から夫に対して、婚姻費用分担請求を行い、月額30万円を確保しました。その後、弁護士を介して時間をかけて話し合いを行いました。
そして夫がきちんと支払いを行っていること、反省をしていること、再構築の覚悟ができていることを時間をかけて図り、結果として再構築を選ばれました。再構築の際もきちんと合意書を作成し、今後何かあった場合は離婚をスムーズにできるような合意を行いました。
現在は警戒しつつも幸せに暮らされているようです。