「いいのいいの、川原さんがいつかやってくれるから」――2011年、東日本大震災で仕事が完全に止まった。受注はゼロ、黒字化まで3年。それでも、あるお客様は手付金を預けたまま、じっと待っていてくれた。滋賀でリフォーム業を営む株式会社ジェイプラスは、創業から15年。代表の川原氏が大切にしてきたのは、「付き合いたいお客様をとことん大事にする」こと。若い頃、売上が伸びて天狗になっていた時期があった。営業の方に高圧的な態度を取ってしまったとき、恩師である社長の一言が胸に刺さった。「売ってもらえるから、俺たちは商売できるんだ」その言葉で目が覚めた。以来、人を大切にすることが仕事の軸になった。水道修理のような”小さな頼まれごと”から信頼を積み上げ、今では空き家の見守りから不動産買取まで、「全部ジェイプラスに任せたい」と言われる存在へ。震災という試練を乗り越え、人の温かさに支えられながら歩んできた15年。その誠実な姿勢が、地域に根ざした確かな信頼を築いている。
A: 2010年、親会社である「JJF」からのれん分けという形で独立しました。もともと私はJJFで水道工事を担当していましたが、リフォーム部門が立ち上がった際に異動。その経験が今の基礎になっています。23歳の頃から一級建築士の上司のもとでリフォームに携わり、35歳のときに当時のJJF社長から「分社長としてやってみないか」と声をかけられました。それがジェイプラスの始まりです。今も本社は、複数ののれん分け会社と共同で使っています。
A: 2011年、東日本大震災で仕事が止まりました。融資枠も限られ、受注はゼロ。黒字化まで3年かかりました。それでも辞めようとは思いませんでした。社員が踏ん張ってくれ、お客様が支えてくれたからです。あるお客様が「いいのいいの、川原さんがいつかやってくれるから」と言って、手付金をそのまま預けてくださった。あの時の温かさは一生忘れません。人に恵まれた15年でした。
A: 「付き合いたいお客様をとことん大事にする」。これが私の経営の根っこです。逆に言えば、そうでないお客様とは無理にお付き合いしません。若い頃、売上が伸びて天狗になっていた時期がありました。営業の方に高圧的な態度を取ってしまったとき、JJFの社長にこう言われたんです。「売ってもらえるから、俺たちは商売できるんだ」と。その一言で目が覚めました。そこから、人を大切にするという考えが仕事の軸になりました。
A:現在は、一般家庭向けのリフォームが全体の9割以上を占めます。最近では、地域とのつながりを深めるために、空き家の草刈りや見守りサービスも始めました。空き家リストを整備し、相続発生時にすぐ対応できる体制を整えています。今後は、不動産の買取・再販やテナント事業にも注力する予定です。水道の修理のような“小さな頼まれごと”から信頼を積み上げ、「全部ジェイプラスに任せたい」と言われる存在を目指しています。
A:元勤務先の社長に「Jだけは使ってほしい」と言われ、社名は「ジェイプラス」にしました。「JJFグループのプラスになりたい」「お客様にとってのプラスでありたい」。この2つの想いを込めています。
A: 滋賀で顧問弁護士を探していたときに口コミでハレを知りました。実は他にも相談する予定でしたが、若松先生と初めてお話させていただいたときに「話が早い」「聞き上手」「人たらし」だと感じて、その場で決めました。解決が早く、LINEで気軽に相談できるのも助かっています。経営者は孤独を感じることが多いですが、味方がいるだけで心強い。顧問契約して本当に良かったと思っています。
川原社長と初めてお会いしたのは、滋賀での顧問弁護士を探されていたときでした。実は他にも相談予定があったとお聞きしていましたが、その場で「ハレに決めます」とおっしゃっていただきました。後日、「話が早い」「聞き上手」「人たらし」だと感じたからだと教えていただき、とても嬉しかったことを覚えています。川原社長の魅力は、一言で言えば”兄貴肌”の温かさと、経営者としての強さを併せ持つことです。まず印象的なのは、人を大切にする姿勢です。社員やお客様のことを心から考え、困っている人がいれば自然と手を差し伸べる。震災で売上がゼロになったとき、社員が踏ん張ってくれ、お客様が「川原さんがいつかやってくれる」と信じて待っていてくれた――このエピソードは、川原社長が日頃から積み重ねてきた信頼関係の証だと感じます。二つ目は、「付き合いたいお客様をとことん大事にする」という明確な経営哲学です。若い頃、売上が伸びて天狗になっていた時期に、恩師から「売ってもらえるから、俺たちは商売できるんだ」と言われて目が覚めたというお話を伺いました。それ以来、人を大切にすることが仕事の軸になったとのこと。この素直さと学ぶ姿勢こそが、川原社長の大きな強みだと思います。
そして三つ目が、挑戦を続ける経営者としての覚悟です。リフォームを軸にしながらも、空き家の見守りサービス、不動産の買取・再販、テナント事業と、新たな領域にも果敢に挑んでいらっしゃいます。「全部ジェイプラスに任せたい」と言われる存在を目指す――その姿勢には、真の経営者としての胆力を感じます。LINEでの気軽な相談にも対応させていただいていますが、川原社長はいつも的確に課題を整理され、判断が早い。「経営者は孤独を感じることが多い。味方がいるだけで心強い」とおっしゃっていただいたことは、弁護士として大きな励みになっています。ジェイプラス様は、創業15年で築いた地域からの信頼という確かな土台の上に、さらなる成長へと踏み出そうとされています。弁護士法人ハレとしても、川原社長の誠実な挑戦を法務面から全力で支え、安心して新たな事業に挑戦できる環境を整えるお手伝いをしてまいります。ジェイプラス様のさらなる発展を、心より応援しています。
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